1971年に登場。シャシーコンポーネンツはミッドサイズのW114から転用され、エンジンはSクラス用のユニットを搭載している。着脱可能なハードトップ/ソフトトップを持つ2シーターのSLのほか、ホイールベースを10インチ(254mm)延長し、4シーター・クーペとしたSLC(C107)が登場している。後者は生産終了となったSクラスクーペ(W111/112)の後継モデルとしての役割も兼ねていた。 R107系は1971年から1989年までの長きに渡って生産され、総生産台数は237,000台に上る。このうち約2/3はアメリカ(主に西海岸)で販売された。これらは先代モデルに比べ大きく、重く、豪華になったことで、SLの頭文字は300SL(W198)時代の「シュポルト・ライヒト」から「スーパー・ラグジュアリー」に変わったことを意味していた。
1971年4月に350SLが、同年10月には350SLCが生産を開始。なお、アメリカ仕様は発売当初の1972年モデルを350SL/SLCとして販売しているが、450用の4.5リッターエンジンを搭載している(1973年モデルから450SL/SLCに改称)。1973年3月より欧州地域でも450SL/SLCを発売。1974年7月にはエントリーモデルの280SL/SLCを追加。
1977年9月には高性能版450SLC 5.0を追加している。搭載されるエンジンは450系をベースにストロークを延長した5リッターのユニットでシリーズ最強の240馬力を発生させる。これは同じ馬力ながらも後の500系とは違う専用ブロック(鋳鉄製)である。ボディにもいくつかの改良が見られ、トランクリッドが軽量タイプに変更されるほか、フロント/リアには大型のスポイラーが装備されている。
1980年には大規模なマイナーチェンジが行なわれ、V8エンジンがW126と同じ新開発の軽量アルミブロック・ユニットに変更された。これに伴い350、450、450 5.0の各V8モデルは380SL/SLCおよび500SL/SLCとなる(M110/直6エンジンの280系は継続)。同時にA/Tも3速から4速に改良されている。しかしながらSLCは1981年にSクラスクーペ(C126)が登場するとその役目を終え生産を終了。SLCの総生産台数は62,888台であった(うち450SLC 5.0は1,636台、500SLCは1,133台)。
今回Blessに入庫した固体は、SLC最終モデルの380SLCでボディカラーはホワイトで
内装は、380SLCには珍しい紺ベロアシート!
そしてなんとも魅力的な低走行47000Kmで現在は個人情報の関係で記録簿の名前/住所
等がけされていてオーナー数が解らないのですが新車時のナンバーで一時抹消されていて
尚且つ今ではありえない名義人(所有者)の名前がカタカナ記載である事からワンオーナー
車両の可能性は大きい!
ついでに、新車時より直近までの整備記録も残っていてこれも最後まで同じ整備工場での
記録ですのでワンオーナー車両の確率をさらに上げる資料だと思われます!
試乗してみましたが、かなりのハイレベルな情況でSLCの良さを実感!!
低走行美車なSLCお探しの方必見です!!
当然両サイドの蛇腹も綺麗な状態でW107にありがちなサイドモールの曇りも
無く綺麗な車両です!
追伸
平成23年7月28日八王子陸運局にて登録事項等証明書保存記録を取って見たところ
ワンオーナーで在ることが解りました!